区域外操業、2船長追送検=国後沖銃撃−海保(時事通信)

 北方領土の国後島沖でロシア国境警備隊の銃撃を受けた北海道・羅臼漁協所属の漁船2隻が船の位置を知らせるシステムを作動させていなかったとされる事件で、羅臼海上保安署は1日、区域外で操業したとして、2隻の船長と、漁船を所有する2社を道海面漁業調整規則違反容疑で追送検した。
 追送検されたのは、漁船「第63清美丸」の船長小島清美(50)、「第58孝丸」の船長平藤孝幸(49)の両容疑者。同署によると、ともに容疑を認めているという。
 追送検容疑では、2人は1月29日、道知事から許可を受けている操業区域外の海域でスケトウダラなどの漁をした疑い。
 2隻には、日ロ間で定めた安全操業区域で常時作動を義務付けられた漁船位置管理システム(VMS)の記録に空白があり、同署はVMSを故意に作動させなかったとして、既に2人を同規則違反容疑で逮捕している。 

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